星輝子「真夏みたいに気持ち悪い」
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8: ◆xa8Vk0v4PY[saga]
2022/06/06(月) 00:36:45.98 ID:Sev9O2YP0
「お前のポテンシャルはこんなものじゃない。もっと資金力もコネクションもあるところに行けば
すぐトップアイドルになれる。俺が保証するよ」

親友は、自分を信じてこの話をしてくれた。
自分の為に、自分を送り出す話をつけてくれた。
なら、この話を断るという事は、親友の信頼を裏切るという事になるんじゃないか?
そう思い、否定の言葉が口から出せなかった。

「なあ、輝子?」

答えを聞くべく、彼が名前を呼ぶ。
彼女は、小さく息を吸い、震える唇を開いた。

「わかった。ありがとう親友」


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