【ラブライブ】あの季節(とき)の中で私は【ことり】
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33: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:05:28.60 ID:eLX6FJ2o0
「Bonjour!(ハーイ!) コトリ! Travaillez-vous correctement?!(シッカリ働いている?!)」

数人の外国人女性グループが親しげに私に話しかけてくる。

(え?!この人たち私のことを知ってるの?!)
以下略 AAS



34: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:06:26.92 ID:eLX6FJ2o0
「お帰りなさいませ、お嬢様♪こちらへどうぞ♪」

そして当たり前のように、日本語で話しかけてしまう。

「Est-ce qu'aujourd'hui est un jour japonais?(何それ日本語?)」
以下略 AAS



35: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:07:17.80 ID:eLX6FJ2o0
「コトリ、Tu es si mignon ne pas etre mignonne aujourd'hui?(何か可愛くなった?)」

「Voyons.(ウンウン)、Tu es emotif.(何か気持ち入ってるよね。)」

向こうは私のことを知っている風だけど、私はこの人たちの事も言葉も全然分からない。
以下略 AAS



36: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:07:58.20 ID:eLX6FJ2o0
---(私の望んだ未来とは?)---


37: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:08:32.16 ID:eLX6FJ2o0
あっという間に時間が過ぎていく。

夕方に差し掛かり、客足も落ち着いてきた。

「あの・・・。マスター?今日って何日でしたっけ?」
以下略 AAS



38: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:09:21.11 ID:eLX6FJ2o0
「え?今日は9月の12日だよ?」

そう、私の誕生日・・・。

「ぇ、えっとぉ、今年って何年でしたっけ?」
以下略 AAS



39: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:09:53.51 ID:eLX6FJ2o0
(ここは日本で、私がずっとバイトしてたメイドカフェ・・・。)

(とても理解できないけど、もしかして扉の向こうは日本に繋がっちゃってたとか?)

何かとてつもない現象が起きていることは間違いなかった。
以下略 AAS



40: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:10:48.56 ID:eLX6FJ2o0
あ、そうだ、カレンダー!

ハッと気付いて大急ぎで壁にかかっているカレンダーを確認する・・・。

「2019年・・・。」
以下略 AAS



41: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:11:18.18 ID:eLX6FJ2o0
---(もしも、あの時留学していたら?)---


42: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:12:02.20 ID:eLX6FJ2o0
私の名前以外の単語はサッパリ分からない。

それでも、気持ちよく喋ってるみたいだし、適当に相槌を打っておこう・・・。

そうこうしていると、女性グループの一人が懐から小さな箱を取り出す。
以下略 AAS



43: ◆HUg149YDMA[sage]
2022/09/25(日) 21:13:17.22 ID:eLX6FJ2o0
差し出すその顔はとてもニコニコしている。

思わず後ろのマスターを見ると、何故かニコニコしながら頷いている。

私が受け取っちゃっても良い物なのかな・・・。
以下略 AAS



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