472: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/20(日) 17:17:56.68 ID:uk513V0l0
しずく「久しぶりに会ったわけですから、積もる話もありますし」
かすみ「ですです〜! せっかくですから、侑先輩と歩夢先輩の旅であったこと、聞かせてください〜!」
歩夢「私たちも、かすみちゃんとしずくちゃんの旅であったこと聞きたい!」
侑「うん! 早めに宿を探して、みんなで旅の報告会しよっか! 二人がどんなポケモン捕まえたのかも見てみたいし!」
かすみ「それじゃ、善は急げです! ちゃちゃっと宿を見つけちゃいましょ〜!」
侑・歩夢・しずく「「「おー!」」」
私たちは、お互いの旅の進捗を報告し合うために、意気揚々と宿を探しに町の探索に行くのだった。
🎹 🎹 🎹
──その晩。4人部屋で取った旅館の一室。
侑「しずくちゃんはもう手持ちが5匹もいるんだね……」
「ブイ?」「ワシャ」「…ライ」
かすみ「そうなんですよぉ……しず子ばっかりずるいと思いませんか?」
「ガゥガゥ!」「…プトル」「ザグマ」「……」
しずく「あはは……なんというか、巡り合わせがよかったというか……。かすみさんもすぐに仲間が増えると思うよ」
「マネマネ」「ジメ…」「カァカァ♪」「スボ」「…キルリ」
歩夢「私と侑ちゃんはまだ3匹だもんね……。……あ、でもニャスパーがいるから、一番手持ちの数が少ないのは私になるのかな……」
「シャボ…」「ラフット」「マホミ〜♪」
侑「う、うーん……? ニャスパーは私の手持ちになるというわけでもないからなぁ……」
まあ、一応便宜上、私が連れ歩くことにはなるけど……。
しずく「それにしても……これだけポケモンがいると、広めの部屋でも、狭く感じますね……」
侑「人間4人に、ポケモン15匹だからね……」
お互い手持ちを見せ合うために、みんなをボールから出しているせいで、広い部屋を取ったのに随分手狭な感じになっていた。
そんな中、
「マホミ〜♪」
歩夢「マホミル? どうしたの?」
マホミルがみんなの荷物をまとめている壁際にふわふわと近寄っていく。
そして──かすみちゃんのバッグに顔を突っ込み始める。
歩夢「え、ち、ちょっとマホミル!?」
かすみ「あれれ〜? 歩夢先輩、かすみんのバッグから物を盗ろうなんて、躾がなってないんじゃないですか〜?」
歩夢「ご、ごめんね! マホミル、ダメだよ!」
「マホミ〜?」
歩夢に叱られるも、よくわかっていないのか、きょとんとするマホミル。
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