474: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/20(日) 17:19:42.44 ID:uk513V0l0
そう言いながら、歩夢が悩んでいると──
「マホミ〜♪」
マホミルが歩夢の手に乗っている“アメざいく”を袋ごとかっさらっていく。
歩夢「あ、マホミル〜……」
「マホミッマホミ〜♪」
マホミルは“リボンアメざいく”を手に持って、匂いを嗅ぎながら幸せそうにしている。
リナ『きっと、匂いがすごく好みなんだと思う』 || ╹ ◡ ╹ ||
かすみ「だから、かすみんのバッグを漁ろうとしてたんですね」
歩夢「まあ……好きな匂いなら仕方ないかな……。よかったね、マホミル」
「マホミ〜♪」
どうやら、歩夢はこの“アメざいく”をマホミルにあげることにしたようだった。
しずく「さて……それでは、今度は私の話を聞いてもらえますか? かすみさんが屋台巡りをしている間に出会った、不思議なロトムの話をしようかなと」
侑「不思議なロトムの話? 聞きたい聞きたい!」
かすみ「あ、その話、実はかすみんも気になってたんだよね」
しずく「少し長い話になりますが……」
歩夢「それじゃ、私お茶淹れるね♪」
──友達とわいわいしながら喋る旅の話はかなり盛り上がり、旅館の一室は夜遅くまでその灯りをともしたまま、夜が更けていくのであった。
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