477: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/21(月) 15:02:56.51 ID:1bK8AB/x0
「ニャァ」
かすみ「きゃぅ〜ん♡ やっぱり、可愛いですぅ〜♡」
「ニャァ?」
侑「ニャスパー。ボールの中は居心地悪くない?」
「ニャァ」
侑「……相変わらず、無表情で何考えてるのかわからない」
歩夢「あはは……」
しずく「ただ、嫌がっているわけでもなさそうなので……」
侑「うん。ニャスパー、これがしばらくの間、君のお家だからね?」
「ニャァ」
侑「すぐに君のトレーナー、見つけてあげるからね」
「ニャァ」
侑「……わかってるのかな……?」
リナ『暴れたりしていなければ、とりあえず問題はないと思う……』 ||  ̄ ᇫ  ̄ ||
「ニャァ」
侑「あはは……とにかく、早く“おや”のところに帰してあげないとね」
とりあえず、ニャスパーの様子だけ確認して、ボールに戻す。
侑「ちゃんと、ボールにも戻せるっと……」
ボールの移し替えに手こずっていると聞いたときは少し心配だったけど、無事に出し入れどちらも出来ることを確認出来て一安心だ。
しずく「ニャスパーも無事ボールに入れられましたし……この後はどうしますか?」
かすみ「ジム戦! かすみん、ホシゾラジムに行きたいです!」
まあ確かに、凛さんが花陽さんと一緒に出掛けてから3日くらい経つし、今日くらいには戻ってきていてもおかしくないはずだ。
侑「それじゃ、一度ホシゾラジムに行ってみようか。歩夢もそれでいい?」
歩夢「うん、わかった」
歩夢は頷いたあと、
歩夢「……」
一瞬、何か考える素振りをする。
侑「歩夢? どうかした?」
歩夢「あ、うぅん! なんでもないよ!」
侑「気になることがあるなら、言って欲しいな……」
以前のこともあるし……。
歩夢「えっと……ちょっぴり考え事してるだけだよ。考えがまとまったら、ちゃんと侑ちゃんにも説明するから!」
侑「……そう? わかった」
少なくとも、前みたいな悩み方とは違うようだ。
なら、歩夢の方から言ってくれるのを待とうかな……。
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