侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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479: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/21(月) 15:04:38.70 ID:1bK8AB/x0

侑「最初からそのつもりだよ。思う存分、バトルに集中して! 私は応援してるから!」

かすみ「やった〜!! さすが、侑先輩わかってますね〜!! ……と、言うことでかすみんが1番最初に挑戦します!!」

凛「それじゃ、挑戦者かすみん! 持ってるバッジはいくつ?」

かすみ「1つです!」

凛「わかった。それじゃ、使用ポケモンは2匹。全てのバトルポケモンが戦闘不能になった時点で決着だよ!」

かすみ「はい! わかりました!」


かすみちゃんと凛さんがそれぞれ、バトルスペースへと移動する。

私たちも、その間にかすみちゃんの後ろの観戦用の席に腰を下ろす。

そして、お互いが手にボールを構える。


凛「ホシゾラジム・ジムリーダー『勇気凛々トリックスター』 凛! 正々堂々、勝負だよ!!」


両者のボールが同時に宙に舞った──バトル、スタート……!!





    👑    👑    👑





かすみ「行くよ! ジュプトル!」
 「ジュプトーール!!!」

凛「コジョフー! 行くにゃ!」
 「コジョッ!!!」


かすみんの1番手はジュプトル! 対する、りん子先輩の1番手はコジョフーです!

さあ、まずは相手の様子を伺って──


凛「“ねこだまし”!!」
 「コジョッ!!!」

かすみ「!?」
 「プトルッ!!?」


と思った瞬間、ジュプトルの目の前でコジョフーが、両手を叩いて“ねこだまし”してくる。

唐突な攻撃に怯むジュプトル。そして、そこに向かって、


凛「“とびげり”!!」
 「コッジョッ!!!」

 「プトッ!!?」


顔面に炸裂する“とびげり”攻撃。ジュプトルはそのまま、後ろに吹っ飛ばされる。


 「ジュ、プトルッ…ッ!!!」


が、自慢の身のこなしで受け流すように、バク転しながら、ダメージを少しでも殺す。


かすみ「い、いきなり何するんですかぁ!?」

凛「コジョフーのバトルスタイルは先手必勝! もたもたしてると、一気に勝負がついちゃうよ!」

かすみ「むむむ……スピードなら、こっちも負けてないもん! “こうそくいどう”!!」
 「プトルッ!!!!」


ジュプトルは飛び出しながら、一気に加速する。



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