503: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/11/22(火) 12:24:24.92 ID:lNytOG/10
穂乃果「全部は説明出来ないけど……ざっくり言うと、この世界じゃない場所から来たポケモン、みたいな感じかな」
かすみ「この世界じゃない場所から来たポケモン……? なんですか、それ……?」
千歌「文字通り、ここじゃない場所から来た、めちゃくちゃ強いポケモンだよ。まあ、詳しいことはあんまりわかってないんだけど……たまにこっちの世界に迷い込んでくるのを、私たちが撃退してるんだけど……」
穂乃果「今回は、私たちが駆けつけるのが遅れたせいで、かすみちゃんとしずくちゃんを巻き込んじゃった……ごめんなさい」
かすみ「え、い、いや……それなら、穂乃果先輩たちのせいじゃないじゃないですか……謝らないでください」
穂乃果「えへへ……ありがとう。でも、こうならないために、私たちがいるんだから……反省はしないとね」
千歌「うん……そうだね」
穂乃果「あ、それと……これ本当は秘密にしなくちゃいけないことだから、他の人には絶対話さないでね? パニックが起きちゃうから」
かすみ「は、はい、わかりました」
つまり、詳しいいきさつはわかりませんが、超強いトレーナーたちが異世界から襲ってくるエイリアンポケモンたちを撃退していたけど、たまたまそいつらにかすみんたちが遭遇しちゃった……という感じみたい。
彼方「とりあえず、今日は疲れたでしょ? ここなら、彼方ちゃん含めて、めちゃくちゃ強いトレーナーが3人もいるから、安心して休んで〜」
かすみ「……はい、そうさせてもらいます……」
かすみんも緊張の糸が切れたのか、眠くなってきました……。ああ、でも……汗くらいは流さないと……うら若き乙女がお風呂にも入らず、寝るなんて言語道断です。
かすみ「ふぁぁ……お風呂、貸してください……」
遥「はい! こっちが浴室なので!」
はる子に案内されて、浴室へ向かう。
部屋から出ていく際、ベッドのしず子に目を向けると──
しずく「…………すぅ…………すぅ…………」
静かに寝息を立てながら眠っている姿に、再度安心して、今日の疲れを癒すために、お風呂を目指すのでした。
──あまりに疲れすぎていたせいか、湯船で寝かけて溺れそうになったのは、ヒミツですよ?
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