侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」
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658: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:04:52.21 ID:RGwRBCJA0

再び読書に没頭するために、本を手に取るのだった。





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にこ「待たせたわね……」

かすみ「お構いなく〜。かすみんはどっかのジムリーダーと違って、いつでもどこでも準備万端ですので〜」

にこ「いちいち、むかつく言い方するわね……まあ、いいわ。バトルが始まったらそんな余裕かましてる場合じゃないだろうから。所持バッジの数はいくつ?」

かすみ「3つです」

にこ「わかった。使用ポケモンは3体。全て戦闘不能になった時点で決着よ」

かすみ「にしし……今回しっかり対策もしてきましたから、かすみん圧勝しちゃいますよ〜」

にこ「せいぜい今のうちに粋がっておくといいわ!」


両者、ボールを構える。


にこ「ダリアジム・ジムリーダー『大銀河宇宙No.1! フェアリーアイドル』 にこ! こてんぱんにしてやるからかかってきなさい!!」


チャレンジャー、ジムリーダー、両者の手からボールが放たれて──バトル開始です!





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かすみ「いくよ! ヤブクロン!」
 「ブクロン!!」

にこ「トゲチック! 目に物見せてやりなさい!」
 「トゲチックッ!!!」


にこ先輩の1番手はトゲチック。

 『トゲチック しあわせポケモン 高さ:0.6m 重さ:3.2kg
  優しい人の そばに いないと 元気が でなくなってしまう。
  羽を動かさずに 空に浮かべる。 純粋な 心の 持ち主を
  みつけると 姿を 現し 幸せを 分け与えると 言われる。』

そして、かすみんの1番手はもちろん、昨日捕まえたばっかりのヤブクロンです!


にこ「はぁ……」


が、にこ先輩、かすみんのヤブクロンを見るや否や溜め息を吐きました。


かすみ「なんですか……」

にこ「フェアリーのジムだからって、はがねタイプとかどくタイプを用意してくる。芸がないわね……」

かすみ「む……かすみんのヤブクロンは普通のヤブクロンと違います!」
 「ブクロン!!」

にこ「確かに色違いだけど……」

かすみ「舐めてかかってると痛い目見ますよ! “ヘドロばくだん”!!」
 「ブクローンッ!!!」


ヤブクロンの口から毒の塊が飛び出す。



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