659: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2022/12/01(木) 11:06:46.62 ID:RGwRBCJA0
にこ「それが芸がないって言ってんのよ。“サイコキネシス”!」
「チックッ!!!」
が、“ヘドロばくだん”はトゲチックに届くことなく、空中で静止する。
かすみ「んな!?」
にこ「こちとら、弱点タイプへの対策なんて出来てるに決まってるでしょ。トゲチック、それは捨てちゃいなさい」
「チック!!」
トゲチックは空中で止めた、“ヘドロばくだん”を脇に放り投げる。
べしゃっと音を立てて、何もない場所に散る“ヘドロばくだん”。
かすみ「ぐぬぬ……! “どくどく”!!」
「ブクロッ!!!」
今度は鋭く毒液を飛ばす。
にこ「無駄よ! “しんぴのまもり”!」
「チックッ!!!」
今度は現れたしんぴのベールが“どくどく”を阻む。
かすみ「こ、攻撃が通らない……!」
にこ「もちろん、対策は防御だけじゃないわよ!! “サイコショック”!!」
「チックッ!!!」
にこ先輩の指示と同時にヤブクロンの周囲にブロックのようなものが現れて、
「ヤブクロッ!!!?」
ヤブクロンに向かって突撃してきた。
かすみ「わ、わー!! ヤブクロン!?」
にこ「どくタイプのヤブクロンには、効果抜群ね」
かすみ「フェアリータイプの癖に、エスパータイプの技使うなんてずるいですよ!!」
にこ「ずるくないわよ。これは対策。あんたがこのジムに挑戦する前にしてたことと同じよ」
かすみ「ぐ、ぐぬぬ……言い返せない……」
にこ「さらに畳みかけるわよ!! “じんつうりき”!!」
「チックッ!!!」
「ブクロッ!!!?」
さらに追撃で、念動力による衝撃がヤブクロンを吹っ飛ばす。
かすみ「は、反撃しなきゃ……! “ヘドロばくだん”!!」
「ヤ、ヤブクーーーッ!!!!」
再び、ヘドロの塊を発射する。
にこ「だから、効かないって言ってるでしょ!!」
「トゲチックッ!!!」
でも、やっぱりこっちの攻撃は“サイコキネシス”で逸らされてしまう。
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