佐々木「僕はキミに安心感を与える置物じゃない」キョン「そんなつもりは……」
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11:名無しNIPPER[sage saga]
2023/01/07(土) 23:11:54.29 ID:l/iL5hNWO
「キョン」
「そろそろ限界なんだが?」
「すぐに済むから我慢して」

いそいそとズボンを下ろしつつ耳を傾ける。

「キミが変化を望まないように僕も今の関係を壊すことは望むところではない。けれど僕は変化のために現状を打破するしかないとの結論に至った。でもそれは間違いだった。関係性を維持したまま、変化する未来もある」

俺と佐々木は友達。友達に頬にキスされた。

「佐々木、お前……」
「勘違いしないでくれたまえよ」
「ああ……わかった」

勘違いするなと言われたら考えなくていい。

「おっとすまん、佐々木」
「なんだい、キョン」
「びっくりしたら出ちまった」
「キョン……キミって奴は」
「フハッ!」

ちょろりんっ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」
「やれやれ……風情もへったくれもないね」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

呆れつつもチョロチョロと俺の背中を濡らす佐々木のおしっこに歓喜しながら放物線を描く俺の尿。愉悦は橋の上を通る列車の音でかき消された。


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