侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part3
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90: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/15(日) 12:27:16.25 ID:E7iRZ/bz0

ランジュ「バシャーモ……!!」
 「シャモッ!!!!」


メガバシャーモは今度こそ、目にも止まらぬスピードで動き出す。

“かそく”によって、どんどん速くなり続け、もう目で捉えるのは不可能に近い。


せつ菜「……さすがに時間を掛け過ぎましたね……!」


もともと相手がとんでもなく速い相手だというのはわかっていたので、最初から反撃重視の戦い方を選んでいましたが、反撃から技を決めようとしても、それをいなす技術も一流だったため、決定打を決め切る前に、“かそく”しきってしまった。

なら── 一旦仕切り直し……!!


 「シャァーモッ!!!!」


メガバシャーモがウインディに飛び掛かってくる瞬間に合わせて──


せつ菜「“ほえる”!!」
 「ワォォォンッ!!!!!!!」

 「シャモッ…!!!?」


大声で吠え掛ける。それと同時に、メガバシャーモが無理やりボールに戻され──代わりのポケモンが飛び出した。


 「──ヴァァァァッ!!!!!」


ボールから出てきたのは、バチバチと電撃の音を立てながら羽ばたく、鳥ポケモンの姿。


せつ菜「……! サンダー……!!」


でんげきポケモン、サンダーの姿。


ランジュ「……2匹目、引き摺りだされちゃったわね……!」

せつ菜「やはりラティオス以外にも捕まえていたんですね……! こんなところで、伝説のポケモンと戦えるなんて……光栄です!! 行きますよ、ウインディ!!」
 「ワォンッ!!!!」


バトルは次のステージへ。

対するは伝説のポケモン、サンダー……!


ランジュ「サンダー! 10まんボルト!!」
 「ヴァァァーーーッ!!!!!」

せつ菜「“しんそく”!!」
 「ワォンッ!!!」


ウインディの姿が掻き消え──先ほどまでウインディが居た場所に電撃が迸る。

電撃攻撃を掻い潜ったウインディは一瞬でサンダーに肉薄し──


ランジュ「“ほうでん”!!」
 「ヴァァァァーーッ!!!!」

 「ワォンッ…!!!」


──たが、全方位の電撃によって、止められてしまう。

“しんそく”は確かに読んで字のごとく神速の一撃だが、全方位に電撃を放たれると、そもそも近付くのが難しくなってしまう。


せつ菜「“かえんほうしゃ”!!」

 「ワォンッ!!!!」



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