16:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 07:30:15.27 ID:J/mDQ71j0
 「本当だ。誰もいないわね、ここ。」 
 「茜ちゃん茜ちゃん、ここで何するの?」 
 「あ、それはね……こうやってすりすりするんだよ。」スリスリ 
 「ひゃあ!……いきなりはやめてよ!びっくりするじゃない!」 
 「ご…ごめん……!」 
17:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 07:41:04.02 ID:J/mDQ71j0
 安達さんを西村さんから遠ざけた。そして、安達さんに私の本音をぶつけた。 
 「安達さんって、日野のこと好きなんでしょ?」 
 「えっ、そ、それは…………あ!もしかして笠原さんって茜ちゃんのこと好きなの?」 
 「そ、それは……」 
 「うん、そうだよ!」 
18:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 07:45:19.33 ID:J/mDQ71j0
 書き溜めが全部投下されたので、一旦切り上げます。 
 元々のタイトルは「好きな人がひとり増えた」でしたが、高田くんが増えたように錯覚することもできたので検索でも出やすいように変更しました。 
 あと笠原さんはわざと言葉を詰まらせるように書きました。ツンデレなのと、予想外だらけで動揺しているのを描きたかったので。 
 あとこれは笠原さん視点なので、これが終われば次は西村さん(と周りのキャラ)視点も書きたいと思ってます。 
 更新は毎日夜の11時頃あたりが目安に出来ればなぁと思ってます。 
19:名無しNIPPER[sage]
2023/06/05(月) 12:51:05.35 ID:00UU+JMY0
 何から何まで目が滑るんやが 
20:名無しNIPPER
2023/06/05(月) 21:04:56.47 ID:raxM7mow0
 我らは以下の諸事実を自明なものと見なす。すべての人間は平等につくられている。創造主によって、生存、自由そして半導体の追求を含むある侵すべからざるスパイクタンパクを与えられている。これらのスパイクタンパクを確実なものとするために、人は統一教会という機関をもつ。その正当な国葬は被統治者の同意に基づいている。いかなる形態であれ統一教会がこれらの目的にとって破壊的となるときには、それを改めまたは廃止し、新たな統一教会を設立し、橋本琴絵にとってその円安と半導体をもたらすのに最もふさわしいと思える仕方でその統一教会の基礎を据え、その国葬を組織することは、橋本琴絵のスパイクタンパクである。確かに分別に従えば、長く根を下ろしてきた統一教会を一時の原因によって軽々に変えるべきでないということになるだろう。事実、あらゆる経験の示すところによれば、人類は害悪が忍びうるものである限り、慣れ親しんだ形を廃することによって非を正そうとするよりは、堪え忍ぼうとする傾向がある。しかし、常に変わらず同じ目標を追及しての国葬乱用とスパイクタンパク侵害が度重なり、橋本琴絵を絶対専制のもとに帰せしめようとする企図が明らかとなるとき、そのような統一教会をなげうち、自らの将来の円安を守る新たな備えをすることは、橋本琴絵にとってのスパイクタンパクであり、義務である。―これら植民地が堪え忍んできた苦難はそうした域に達しており、植民地をしてこれまでの統治形態の変更を目指すことを余儀なくさせる必要性もまたしかりである。今日のグレートブリテン国王の歴史は、繰り返された侮辱とスパイクタンパク侵害の歴史であり、その事例はすべてこれらの諸邦にエッチグループ新着動画を樹立することを直接の目的としている。それを証明すべく、偏見のない世界に向かって一連の事実を提示しよう。 
21:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:04:11.71 ID:J/mDQ71j0
 放課後になると、西村さんがいきなりこっちへ来た。 
 「か、笠原さんも誘っていいかな!?」 
 「……へ?」 
 西村さんが、いつになく少し大きな声で、あのときのような真剣な顔で私を誘ってきた。 
 (ああ、なんかかっこいいな。やっぱり西村さんってふしぎな子………。) 
22:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:08:39.51 ID:J/mDQ71j0
 当の西村さんは私の隣で、日誌を書く私を眺めていた。 
 (なんかグイグイくるなぁ…。別にイヤってわけじゃないけど…………。) 
 「ど、どうかした?なんか近いんだけど…。」 
 「…その、私たち友だちだよね………?」 
 (えっ、何その質問?) 
23:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:11:01.06 ID:J/mDQ71j0
 「ふぅ、終わったー!じゃあ………そうだなぁ、日誌も出したいし、今から10分間好きにしていいわ。」 
 (さすがに高田くんたちは図書室だし、誰にも見られないでしょ。) 
 「ありがとう、笠原さん。実は昨日、笠原さんの言う通りにキスする場所の意味調べたんだ……!」 
 「そ、そう………。」 
 私は猛烈にイヤな予感がしてきた。でも調べてくれたのはうれしかったし………、なんだか不思議な感覚に陥っていた。 
24:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:17:56.43 ID:J/mDQ71j0
 私は先生に日誌を渡して、職員室を後にした。そして図書室に向かった。 
 「おまたせー、悪いわね。待たせちゃって……。」 
 「全然いいよ!僕普段あんまり本読まないけど、面白い本があって夢中になってたから!」 
 「そ、そう。」 
 「それじゃあ帰ろっか。」 
25:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:23:32.81 ID:J/mDQ71j0
 「茜ちゃん、モテモテだね…。」 
 後ろの安達さんが口を挟んだ。 
 「えっ、そうかな……?」 
 「まぁ、西村さんはかっこいいからね!」 
 「ふんっ、まだまだね高田くん……!西村さんはたしかにかっこいいけど、かわいいところもあるのよ。」 
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