485:名無しNIPPER
2023/08/03(木) 21:54:37.11 ID:h3XdXB8oo
「一体何故だ!?やはりサラマンダモンは罠だったのか!?」
『いいやリーダー君!サラマンダモンは社内ネットワークからは隔離していたので、感染経路は彼ではないはずだ。我々のネットワーク回線には、見張りマッシュモンがいてだね。外部からランサムウェアがやってきたのを目撃したそうだ』
「マッシュモンが目撃していた…?ではなぜその時即座に回線を断たなかったんだ!そうすれば侵入を阻めたはずだ!」
『ハッハッハ!マッシュモン達はきちんと我々にシグナルを送ってくれたんだが…我々がそれを受け取れなかった!伝達ミスだよ!いかんねえ!』
それを聞いたメガがジト目をしている。
「せっかくマッシュモンの警告を受け取るシステム組んだのに…なんでちゃんと運用してくれないんだ。誰だその戦犯無能は…?」
そう言うなよメガ。
サービス運用初期ではよくあることだ。
「仕方ないか…それは置いといて、なぜランサムウェアが動いているのにこんな悠長に電話してられるんですか!?さっさとPCの電源切ってランサムウェアを止めなきゃダメですよ!シス管仕事してます!?」
『いいや、やってもダメだろうな!君達へ電話したのは…こいつへの対処法を知らないか聞くためだ。見てくれくれえよ』
そう言ってスポンサーさんは、クロッソ・エレクトロニクスの社内ネットワークに入れたデジクオリアの映像を我々に見せてくれた。
1002Res/476.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20