映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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20:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 16:35:30.86 ID:e+s7r/2n0
  
 「それなら私も頑張れそうです」 
 彼女はそう言ってベンチから立ち上がった。 
  
 「そろそろ戻ります。お話し聞かせてくれてありがとうございました」 
  
 丁寧にお辞儀をする彼女に 
 俺は手を振って別れを告げた。 
  
 その時はなんだか不思議な気分だったな 
 人が殻を破る瞬間ってのは、 
 案外あっけないもんなんだなと感じたんだ 
  
  
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