46:名無しNIPPER
2025/07/06(日) 15:19:39.58 ID:DoX+pG4l0
「御機嫌よう。庶民のお方」
ふんわりとしたいい匂いにふんわりとした喋り方
けれどなんだかとんでもない呼ばれかたをしたような気が…。
「えっ…私?」
「はい、そうです。そこの合成繊維とポリエステルで作られた貧相なお召し物の貴方です」
ものすごい悪口言われてない…かな?
貧相な庶民って呼ばれてるよね?気のせいじゃないよね?
「どうか…しましたか?もしかして何か怒ってたり??」
「怒っている??うふふ。どうしてそうお思いになるの?私はただ仲良くなりたくてお話をしに来ただけですのに」
「仲良く?」
「はい!私がこの学校に来たのもお父様から言いつけられて世間を知るため、見聞を広めるため
様々な世界観の人と触れ合いお友達を増やすためですもの」
お友達を増やしたいのにあんなド級の悪口を言われたの???
なんなのこの人…すごく不思議だよ。
「こういう時は…同じ目線にたってまずは自己紹介をしないといけないのですわよね?
私は【超高校級の石油王】【入光乙女】と申します。遥々ドバイという国から貧乏小国民主制とは名ばかりの資本主義国家日本へと留学しに参りましたの」
「あっ…入光さん?そのさっきからすごい言葉が強いと言うか…そのぉ…」
「言葉が…強い?それはどう言った意味なんでしょう…?気品が溢れていて後光が差しているということですか?」
「いえ。あの…そうじゃなくて…」
「申し訳ありません。使用人やお父様以外の凡愚な有象無象たちとお話をするのが初めてですので…なにかご無礼を働いているかもしれません…
その時は仰ってくださいね?お友達を作るなんて初めてですし対等な関係でありたいですから…」
「あー…うん。わかった…うん。」
「うふふっ!嬉しい。これでお友達ですわね!困ったことがあったらなんでも仰ってくださいましね?きっと助けになれると思いますし…それにいいヤギだって知っているから恋バナというものもできますわっ」
「恋バナで…どうしてヤギが?」
「最近日本ではヤギと色恋をするのが流行っているってお父様が教えてくれましたのっ」
「そう…なの?」
ヤギと恋をする日本人女性…ってなんなんだろう…
なんだかすごく間違った世界観を持っているような…そんな気がする…
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