73:名無しNIPPER
2025/07/06(日) 23:42:01.80 ID:DoX+pG4l0
外に出てみるとばったり星島さんとでくわした
部屋のドアが閉まる音がしたから星島さんも部屋から出てきたばかりみたい
「あ…星島さん」
「あら四葉さん、先程は酷く狼狽えていたようですけど落ち着きましたか?」
「う…うん。ありがとう…」
「なら良かったです。私もお部屋で休憩していたんですけど、少し喉が渇いてしまったので」
「…そういえば星島さんはどうやって2回に来たの?」
「あぁ…私もどうやって上がろうか少し悩んでいたんですけど、1回のエントランスの受付の奥にエレベーターがあるみたいで」
「でも2階にエレベーターの扉なんてないよね?」
「いえ。1番奥の壁際にありますよ?」
「そうなんだ……気づかなかった…」
「階数表示のランプもないですし大きなボタンもないですからね」
「てっきり階段を車椅子で登ってきたのかと思ったよ…」
「うふふ、さすがにそんなに胆力はありませんよ、海原さんが運ぼうかって言ってくれましたけど…さすがに申し訳ないので断りました。」
軽い世間話をしたりして星島さんと過ごしていたけど、会話が途切れた瞬間に重たい空気が私たちを包んだ
だってコロシアイをしろなんて言われているんだもん…
いやでも思い出しちゃうよ。
「そうだ…この生活で何か不安なこととかはございませんか?」
「不安しかないけど…」
「本多さんと先程お話していたんですけど、こういう時って大抵は首謀者か首謀者に近い人が紛れ込んでいるらしいですよ?」
この15人の中に?
そう考えるとサッと血の気が引いていく。
「あ…ごめんなさい。つい雑談のつもりで…
私も眉唾ものだと思っていますし…皆さんのことはこの状況を過ごす仲間だと思っていますよ?」
怪しい人…首謀者…私血をこんな状況にした人…
そうだよ、きっとそんなの星島さんが言う通り眉唾もので…そんな人いなくて…
みんなで協力して帰るんだから
⬛︎<安価>⬛︎
1:怪しい人なんていないよ
2:そういえば…怪しい人が…【人物指定】
3:自由
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