夜だけ会える友達ってコミュニティに入ってた頃の話。
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16
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:27:51.99 ID:1Z2Z5NLr0
「ハスミはどうしてこの集まりに来るようになったんだ?」
ある日、俺は彼女にそのようなことを尋ねた。
「あたし、地方から来たんだよ。だから東京に友達も居なくてね」
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:28:46.25 ID:1Z2Z5NLr0
「こっちに来た時は音楽さえあればそれでいいって考えてたんだけど、
段々とそう言うわけにもいかなくなったんだよね」
彼女は傍に置かれたギターケースを優しく撫でた。
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:36:47.81 ID:1Z2Z5NLr0
「時々寂しくなったり、凹んだり、
そのたびに誰かに寄りかかりたくなるんだ。
それは何にもおかしいことじゃなくて、
最近になってようやく全部が自分自身なんだって
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:43:37.63 ID:1Z2Z5NLr0
段々とハスミの内面にも惹かれ始めていた。
彼女の振る舞いにドキリとさせられることもあった。
俺は彼女と話すために足繁く店に通った。
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:44:06.74 ID:1Z2Z5NLr0
しかし、そのような生活がしばらく続いていた頃、
彼女は店にぱったりと来なくなった。
「彼女は重大な規約違反を犯した」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:45:27.15 ID:1Z2Z5NLr0
しかし、そのような生活がしばらく続いていた頃、
ハスミは店にぱったりと来なくなった。
「彼女は重大な規約違反を犯した」
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:46:08.55 ID:1Z2Z5NLr0
俺はそれからナイトフレンドクラブには
一切寄り付かなくなった。
それには様々な事情が絡んでいた。
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:51:55.88 ID:1Z2Z5NLr0
仕事を続けて数ヶ月ほど経った頃、
秋口に差し掛かったタイミングで
数名ほど転職者がやってきた。
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/25(火) 23:55:44.88 ID:1Z2Z5NLr0
「すみません。この後すこしお時間ありませんか?」
そのような状態で、まず初めに彼女の方から
話しかけてきたのには驚かされた。
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[saga]
2025/11/26(水) 00:05:46.55 ID:926NUXkS0
席で向かい合わせになってからも俺はやはりどこかで
記憶の片隅にいるはずの目の前の女に違和感を覚えていた。
どのような知り合いであるのか、俺にはいまだ見当もつかなかった。
以下略
AAS
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