14:名無しNIPPER[saga]
2025/12/15(月) 02:48:23.21 ID:FdHXE52MO
雨宮「なっ、なっ……!」
言葉にならない言葉を、雨宮は顔を赤らめながらに言った。
それは羞恥と言うよりは驚いたための紅潮であったが、夜科はその雨宮の赤みを帯びた顔に一瞬見とれてしまった。
一方で不意に衝撃を食らわせられた雨宮は、まるで睨みつけるが如く夜科を見つめる。
夜科「なっ、なんだよ、朝に挨拶するのがそんなにオカシー事か?」
雨宮「あっ、アイサツ……?」
雨宮は、一瞬夜科の言った『挨拶』という単語の意味が理解できていなかった。
何故なら挨拶などという概念はこの学校と言う場において、雨宮の中に存在していなかったから。
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