12: ◆bDpY3xrQhceB[saga]
2026/03/17(火) 21:38:45.76 ID:m6Nx72u+0
研究所を出ると、朝の空気が肌に触れた。
少しひんやりしていて、でもどこか心地いい。
町はまだ動き始めたばかりで、人影もまばらだ。
チトセは立ち止まり、周囲を見渡す。
見慣れない景色。知らない人たち。
全部が、少しだけ怖い。
「……」
足が、止まる。
その時――
「カゲ」
ヒトカゲが、小さく鳴いた。
振り向くと、まっすぐにこちらを見ている。
まるで、「どうするの?」とでも言うように。
チトセは、ほんの少しだけ息を吐いた。
「……そうだよね」
立ち止まってばかりじゃ、何も始まらない。
兄を探すためにも――
まずは、動かないと。
――――――――――
【行動選択】
↓1
@ 近くの人に話しかける
A 町の外へ出る
B 研究所に戻る
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