過去ログ - 澪「好きだよ。………好きだった」
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59:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/08(火) 19:04:50.23 ID:P.IlV6DO
「……ふぁっ、いや……澪せんぱぃっ」

膝が立たなくなり始めて、梓はほとんど机に腰掛けていた。
スカートの裾をめくると、はっきり判るくらいのひどい濡れ方だった。
以下略



60:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/08(火) 19:16:53.19 ID:P.IlV6DO
「あら、二人とも早いのね。さっそくお茶にしましょう」

入ってきたのはムギだった。
スカートはめくれ、頬も赤い、扇情的な様子の梓は、私の身体が死角になって見えなかったらしい。
以下略



61:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/06/08(火) 19:44:52.04 ID:Bo/dE6AO
澪・・・どうしちゃったのさ!?


62:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/08(火) 19:50:11.33 ID:P.IlV6DO
梓でも良いのかもしれない。
どんなに私がアプローチしたところで、唯は絶対に私の想いには気付いてくれないから。

しかし、もし梓が私に全てを捧げようとしたら。
艶やかな黒髪の先から、開きかけの蕾みたいな乳房までもが私の物になるとしたら。
以下略



63:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/06/08(火) 20:03:49.94 ID:OV3Y7kDO
どうなっちゃうの…ヤバいよ


64:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/08(火) 20:34:53.97 ID:P.IlV6DO
日曜日が来て、梓と二人で街へ出かけた。
特別な約束事として休日を一緒に過ごすのは初めてだった。

「澪さん、って呼んじゃダメですか?」
以下略



65:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/08(火) 20:37:43.21 ID:P.IlV6DO
からかい過ぎたのか、梓は口を開かなくなってしまった。

二人きりの時は名前で。
そう約束すると機嫌が直った。
梓は私を呼び捨てにするのがしっくり来なかったらしく、最終的に澪さんという呼び方に落ち着いた。
以下略



66:気に入りません ◆EXypm9zea.
2010/06/08(火) 20:39:28.13 ID:P.IlV6DO
やはり、梓は上手い。
白魚のように跳ねる指先が、指板を叩く。
ギターがとても心地よさそうに鳴く。

バンドのポップなリフを弾くときより、色気のあるジャズのフレーズを弾くほうが、様になっている。
以下略



67:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/08(火) 20:41:45.48 ID:P.IlV6DO
梓のミスをひとしきり楽しんだ後、店を出た。自然と手を繋いでいた。
その指の先は、少しだけ硬かった。



68:気に入りません ◆EXypm9zea.[sage]
2010/06/08(火) 20:44:44.78 ID:P.IlV6DO
毎回のご支援、ありがとうございます。

書き溜め尽きました。
あとは地力を信じて書き抜くだけです。
質を落とさないよう頑張ります。


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