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657:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga　sage]
2011/04/26(火) 18:43:22.80 ID:9lQyZwIQ0

下から、重さを確かめるように手を当てる。
ふにょんふにゃんと、心地よい感触が感じられる。
何だか思いっきり揉むのはためらわれたので、指先でふにふにと弾力を楽しむだけにする。
乳輪は、他の部位の皮膚よりも柔らかく、触っていると固くなってきた。
コリコリと、そんな音はしないのだけれど、弄っている内に、芳川の表情が変わってきたような気がした。
一方通行は今までの受け姿勢を覆すかのごとく、半ばやけになって乳首を弄ぶ。
んっ、と芳川から吐息が漏れる。
彼の股間は、いつの間にか元の大きさへと戻っていた。

「んうっ、あっ…」

「おィ、静かにしろよ」

「あなたって本当…あぅっ…んんっ。ちょっ、そこは…！」

一方通行の手が、芳川のズボンの中に侵入する。
細く長い指が、下着の上からつつ…と撫でていく。
そこはしっとりと濡れていて、ほのかな熱を持っていた。

「お、大声出すわよ…」

「今更何言ってンだァ？　俺相手にご主人様気取ってられると思ってンのか？」

「んっ…この…」

芳川の手が、再度一方通行の下着に差し入れられる。
上気した顔の芳川は、一方通行をキッと睨みつける。

「大人の女性に勝てると思って？」

「無駄に年齢だけ重ねてるだけじゃねェか」

芳川は優しくそれを握り、愛撫する。
今度は、亀頭を中心に責める。
亀頭を優しく撫でまわし、シュッシュとこすり、指の腹でゆっくりいじくる。
ただ、時折体をビクンと震わせ、その度に愛撫を中断せざるを得なかった。

「それ反則じゃ…あんっ、それやめ…んぅっ」

「どう…だ？　ンっ…生体電気を操るなンて、俺には楽勝なンだよ」

「いやっ、あっ、んんっ…ダメ、ダメ、本当無理…んあぁっ！」

その瞬間、芳川はブランケットの中に潜り込み、素早くそれを唇と舌で包み込む。
ビクン、と芳川の身体が跳ね、一方通行の体へと倒れこんだ。
一方通行は、突然の熱い快楽に耐えられず、芳川の口の中へ射精した。
芳川の下着はビショビショに濡れ、芳川の口からは白い液体がこぼれた。
一方通行は出したばかりにも関わらず、芳川の体の、柔らかい感触と重みで再び元気になろうとしている。

「～～ッ！！　ん…ああ…あー、やだ…」

「ハァ、ハァ…あー、やべェ」

二人とも放心状態で、ぼんやり口を開けていた。
疲れていたのと、快楽に浸っていたいのと。
一方通行は疲れていた、という部分が大きいが、芳川はその衝撃的な刺激によるものが大きかった。
ふぅ…と、二人とも溜め息をつく。
彼らは、ここがリビングであるということを忘れていた。

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