26:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/10/05(火) 03:55:50.42 ID:RW025/Mo
常盤台の制服をした二人の少女が例の病室の付近まで来ると、白髪の細い男が正面から現れた
表情から、若干苛立っているようだ
立ち止まり、怪訝な顔をして一方通行を見ると、彼もこちらに気が付いた
一方「いよォ超電磁砲」
御坂「なんであんたがこんな所に居るのよ」
一方「あァン?俺が病院に居ちゃ悪ィのか」
御坂「そ、そうは言わないけど。まさかアイツに何かしたの?!」
一方「アイツ?あァ三下のことか。ただ様子を見ただけだ。なンもしてねえ。むしろされたって言えr」
御坂「へぇーLV0の事なんか気にするなんて、第一位の名前が泣くわよ?」
一方「弱い犬がキャンキャンわめくのも見苦しいと思うがなァ。ま、お前はかなりイラッと来るかもしれねェから気を付けろよォ?」
御坂「ご忠告ありがとう!でもね、あんたが部屋から出てきた時点で既にイラッと来てるわよ!これ以上ないほどにね! 」
一方「ハァ……好きなだけ吠えてろ雌犬。とりあえず注意してやったんだから、感謝しろよォ?」
御坂「あんたに感謝する事なんてないわよ!! 」
通り過ぎた後ろで叫んだ少女を見向きもせずにモヤシは去って行った。杖をついてはいるが、その足取りはかなりしっかりしていて杖の必要性が読み取れない
白井「さっきの方がどなたか知りませんが、病院内で叫ぶのは頂けませんわ、お姉さま」
御坂「あ、うん。ゴメン。ちょっと訳があってね」
白井「どんな訳かは知りませんが、見舞いの品を握りつぶされては貰う方が悲しむというもの」
力を込めたからか、クッキーの入った箱が見事に変形している。確実中の何枚かは割れたであろう
御坂「げ、箱も焦げてるし。どーしよ、コレ」
白井「当麻さんなら気にせず受け取ってくれるのでは?お姉さまがどういう方か良く知っているでしょうから、察してくれますよ」
御坂「えらく辛口な助言をどーも。なによ、私がいっつも何か壊してるみたいじゃない」
白井「お姉さまが活動して物を壊さない・変形させない・焦がさないのどれか一つたりとも起きなかった事って、逆に珍しいのでは?」
御坂「……そんなこと、ある、かもしれないけど。さ!さて、この部屋よ」
部屋の前で少し身だしなみを整えて、ノック。返事もろくに聞かず、その扉を開いた
視界に上条と、その取り巻きが入った瞬間、LV5の電撃使いは第一位の言った意味が分かった
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