993:本日分(ry 誰か、誰か私に次なる公開露出プレイの場所をお築き下され……!![saga]
2011/03/07(月) 06:19:11.48 ID:jx+LUubQP
テッラ(ふむ、私の立場を見抜かれてしまいましたか。とにかく、面倒ですねー)
テッラ(最初から大人しくアックアを突きだす事はしないとは思っていたものの、居ないと言い切られては、取りつく島も有りませんからねー)
テッラ(こうなっては強硬策を取るのも手ですが、うーん)
考えることは出来るが、フィアンマからまだ暴れるなという指示を受けている以上、テッラにはそれが出来なかった
なので、視点を変えて、彼はアックアについて考える
テッラ(……よくよく考えてみれば、私がロンドンに来ていれば、彼の性格から恐らく、アックアの方から私に近づいてくるハズですよねー)
テッラ(それがないという事は、彼はここに私が来ているという事実を彼は知らない、と言う事なのでしょう)
テッラ(それなら、ここでこの者達とやり合って要望を強引に押し通すという最終的な方法以外にも、やり方は残っていますねー。それも酷く容易な方法が)
そう、単純だ。アックアがまだ自分のことを知らないというのなら、知らせてやればよいのだ。そうすれば、後は彼の方からやってくる
そうと決まれば、ここでこのような者達に囲まれていることに、何らメリットは無い
寧ろ邪魔になる。このままここで何かをしようとすれば、何らかの方法で横槍を入れてくることは間違いない
ならばひとまず、この者達の監視から離れよう
「優先する。―――大気を下位に、水を上位に」
テッラを取り囲んだ騎士たちの耳にその言葉が聞こえたかと思うと、その瞬間、テッラの目の前にあったテムズ川の水が爆発した
地球上あらゆるものを押さえつける様に働いている大気圧
その押さえつけているものの中で、テッラの意識している範囲の水だけが、その常識的な物理現象から解き放たれて、吹きあがったのである
予想外の動きに当然驚愕する騎士達
咄嗟に身を守るような術式を優先して発動させ、テッラを追うという意識が薄れた彼らの目の前で、水が常識を取り戻した時には、既にテッラの姿はそこから無くなっていた
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