182:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2010/11/08(月) 17:09:52.01 ID:.hdXSK20
立夏「ホント、海晴オネーチャン?」
海晴「うん、立夏ちゃんなら、ヴァイスリッターに乗るだけならいいかな」
立夏「ホントに!? ウッワァーイッ!」
海晴「先に行って待っててね。私も準備していくから」
立夏「ハーイッ!」
立夏がダッシュで格納庫を走っていく。それをヒカルは唖然と見つめている。
触ることさえ許されなかった海晴のヴァイスリッター。それを許された立夏。
ヒカルにとってはお前は役立たずだと言われたようだった。
ヒカル「…………」
海晴「あら、ヒカルちゃん、どうしたの?」
ヒカル「海晴姉、私は……」
――必要なのですか?
問おうとしたが、それはできなかった。ヒカルの顔が海晴の胸元に寄せられたからだ。先ほど、ヒカルが立夏にしていたみたいに――
海晴「ヒカルちゃん、おうちのみんなが心配?」
ヒカル「えっ……?」
急に何の話をするのだろうか――? そう思ったが、家族のことはすぐに頭に思い浮かんだ。
0歳から18歳までの十九人姉妹。奇跡のような家族。そして、ヒカルが命に代えても護りたいと想う大切な家族。
今はヒカルたち四人を除いて十五人で日本の家にいる。
初め、ホワイトベースに乗っていくと言った時、天使家は大騒ぎになった。
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