189:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/11/10(水) 18:22:08.22 ID:TBmftWA0
ハルヒ「どうせファルゲンには追いつけないわよ!」
やはり焦っている。キョンが戻るべきか逡巡しているうちに、長門はレーダーに反応していた。
長門「D兵器、三機接近」
古泉「来ましたか、予想より速かったですね」
キョン「ハルヒ! 早く戻って来い!」
ハルヒ「わかってるわよ!」
長門「降下加速を利用している。追いつかれる」
アリア「いくわよぉ……轟けぇっ!」
ドォン! 連邦軍基地から離れるとすぐにドラグナー2型のレールキャノンが四機に襲い掛かった。その火線に隠れるようにして1型と3型は接近していった。
スズ「行きます、会長!」
シノ「ああ、頼んだぞ、スズ」
合図で3型から対レーダーミサイルが発射される。佐世保基地を出発してから数度の小競り合いをしてきた中で、長門の乗るヤクト・ゲルフ・マッフが、プラート隊の行動の全体をサポートする機体であることがわかったため、先にその動きを制限する対レーダーミサイルがスズの3型に搭載されたのだ。
長門「私を狙ってくる? 無駄」
レビ・ゲルフのジャミング能力に誘導ミサイルは無効化される。特定周波数に反応してコントロールを自動で決定している。それをジャマーで乱されて対レーダーミサイルはあさっての方向へふらふらと落ちていってしまった。
ガガガガガガガガ!
長門「……!!?」
機体が大きく振動して長門有希はその人形めいた顔に一瞬だけ狼狽の色を浮かべた。サブモニターが装甲の損耗率を知らせた。
長門「遠距離射撃……レールガトリングガン?」
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