27:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします
2010/10/24(日) 16:06:48.30 ID:MHLJUp.0
シノ「君! 大丈夫か!」
連邦兵「ぐぐ……君たちは……」
シノ「我々は桜才学園生徒会の者です。肩を貸します。逃げましょう」
連邦兵「ぐ……私のことよりも、これを……」
スズ「これは、鍵……」
連邦兵「桜才学園の生徒なら……一通りの講習は受けているだろう……頼む。D兵器を……あれを……ギガノスの手に渡っては……」
シノ「っ! しっかりしてください!」
アリア「シノちゃん、もう……」
スズ「D兵器って、何のことでしょう……この鍵と関係が……?」
アリア「スズちゃん、そのキーのタグに何か書いてあるわ」
スズ「本当だ。ア……イ……ダホ?」
シノ「連邦の輸送船アイダホのことじゃないか? ちょうどあそこに停泊している」
三人はアイダホの開いていた後部格納庫に入った。そこには三つの機動兵器が立っていた。
シノ「D兵器とは、この機動兵器のことだったのか。鍵もちょうど三つある」
アリア「確かに必修科目で講習は受けているけれど……」
スズ「私たちでこいつを動かして、移動させろってことですか?」
シノ「……私は乗るぞ」
アリア「シノちゃん!?」
スズ「会長!?」
シノ「ここには遅かれ早かれギガノス軍が来る。我々はあの連邦兵からこのD兵器を頼まれたんだ」
スズ「無茶です! 正義感も行き過ぎれば自殺行為です!」
アリア「私はシノちゃんに賛成かな」
スズ「七条先輩!?」
アリア「これが、ギガノス軍の言う紳士的な革命だとしたら、私は連邦軍のほうがまだ好きだもの」
シノ「スズ、私も無理にとは言わない。その身長では操縦するのも難しいだろうしな……ぷ」
スズ「ムカっ、やりますよ! やってみせればいいんでしょう!」
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