14:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 03:06:46.31 ID:2J6dQus0
それから一頻り昔話をして、もう一度線香をあげた後……オレらは墓地を去ろうとした。すると―――意外な顔を見た。
黒妻「……ん?」ピタッ
固法「先輩? ……あ」ピタッ
15:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 03:14:55.82 ID:2J6dQus0
黒妻「……『木原』の『K』か?」
那由他「ええ……貴方達も此方に?」
固法「奥の方にね」
16:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 03:26:17.90 ID:2J6dQus0
―――テレスSide……
だから、来たくなかった……
17:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 03:41:45.57 ID:2J6dQus0
黒妻「……嬢ちゃん。素手で掃除するのは良くないぞ」テクテク・・・
那由他「……っ……え」ポロポロ・・・
テレス「……」ジー・・・
18:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 03:53:49.59 ID:2J6dQus0
―――一寸・・・・・
黒妻「ふぅ……まぁこんなもんだろ。欠けちまった石や燈籠は戻らないがな」
19:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 04:05:30.17 ID:2J6dQus0
―――黒妻Side……
金髪の女性と少女は戸惑う素振りをみせた。
一寸、互いの顔と造花を見直した後、少女が呟いた。
20:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 04:22:45.10 ID:2J6dQus0
那由他「……揺り籠と墓場を選べないんです」
固法「那由他ちゃん……」
テレス「……」ジー・・・
21:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 04:42:56.53 ID:2J6dQus0
―――テレスSide……
私は、実験体であり、科学者だった。
22:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 04:56:37.75 ID:2J6dQus0
テレス「風紀委員……那由他じゃないわよ。そっちの」
固法「え」
テレス「その子抱きしめてるけど、違和感無い?」
23:>>1にかわりましてカキネがお送りします
2010/10/31(日) 05:07:12.30 ID:2J6dQus0
黒妻「おい……」クルッ
男が私達を呼んだ。
正直、此処まで捻くれた私を殴り殺してくれるかもと期待したが……まぁいい。
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