過去ログ - 美琴「私に勝てると思ったのか!?あぁ、第四位さんよぉ!?」
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5:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/11/05(金) 18:45:05.57 ID:jdAC/QEo
 周りに彼ら以外の人間が存在しないことを確認する。
 とりあえずはコンクリートを壊す程度の威力で、周りの建物に被害が及ばない程度に。
 下手に問題を起こす訳にはいかない。
 右手をすっ、と前に伸ばし、演算を開始する。

 細めの『原子崩し』を一発、このリーダー格の足に向かって撃てばいい。
 しばらくでかい穴が開くだろうが、自業自得だ。
 他の輩も、もう一度撃つフリでもすれば、すぐにでも逃げ出すだろう。

 彼女は演算を完了し、無慈悲な光線を、ボロボロのジーンズに向けて発射した。

 はず、だった。

「!?」

 麦野沈利は二つの事に驚いた。
 一つはもちろん、周到に演算した能力が発動していない事。
 もうひとつは――

「こっちこっち! 急いで!」

 自分の左腕を掴んだ、ツンツン頭の少年が、勝手に彼女と逃避行を始めていた事だ。


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