113:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/01(水) 23:12:42.12 ID:Ecp6hAAO
機体の動きは徐々に加速していき、道路を走る。
首の部分が上を向き、前輪が収納されるその時、一陣の風が吹き荒れた。
姫子「良い風だね」
モカブラウンの髪の毛がはためくのを抑え、姫子は空を飛ぶ鉄の鳥を見送った。
今の姫子が何を考え、何を思っているのか。
それを知る術を持つ者は姫子以外に居なかった。
だが要らぬ詮索はするまいと澪達は思う。
そう思えるほどに姫子の表情は明るかった。
澪「そうだね」
綺麗な思い出は綺麗なままで。
この二人の語らいに水を差すような真似はせずに、澪は一言呟いたのだった。
1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。