165:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[saga]
2010/12/08(水) 23:19:18.00 ID:aFYzNAAO
黒いスーツを身に纏った男は咥え煙草のまま降り注ぐ氷雪の中を悠然と歩いている。
三流ホストのような伸ばしっ放しの黒髪は片目を完全に覆っており、隠れていない右目は野獣のように鋭い。
後藤「……うん?」
雪解けの道を歩いていると後藤はふと眉をしかめた。
確信があるわけではない。だが何かが這っているような、或いは何者かに見られているような不快な感覚を覚える。
しずか「っ! ──っ!」
意味が無い事を知っていながらしずかは両手で口を覆った。
胸で激しく脈打つ心臓の鼓動でさえ気取られ殺される。
そんな錯覚を感じさせるほどのモノをこの男は持っている。
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