406:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/06(木) 21:59:50.49 ID:JtPSIUAO
否、分かりたくなかっただけなのかもしれない。
ぼんくらだと評した無力な少女の手によって、自分が地に膝をつけられているという事を。
大きな咳が漏れる。
精神力だけで溜め込んでいた血液がそれと同時に噴き出した。
和「撃ち出される軌跡の物語、エピソード……か」
後藤は朦朧とした意識の中で、和がそう呟くのを聞いた。
和「この胸糞悪い話を終わらせる鍵となれば良いのだけどね」
ざまぁねぇな、と後藤は心中で呟いた。
和が身も蓋も無い案を持ち掛けてから天崩しを発動するまでの一連の流れ。それは後藤を欺く為のフェイクでしかなかった。
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