405:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[saga]
2011/01/06(木) 21:59:07.41 ID:JtPSIUAO
静粛に、厳粛に、けれども力強く、梓はその鍵語を呟いた。
梓「エピソード」
刹那、撃ち出されたのは風の咆哮だった。
不可視の銃弾が不可視の速度で駆け抜け、それが後藤の胸を貫くのにはコンマ一秒も掛からなかった。
後藤「あ──?」
相手の持ち得る究極の力を打ち破った筈なのに、自分が持ち得る究極の力を発現させた筈なのに。
後藤「な──。何が──」
胸に残る異物感と共に崩れてゆく自分の身体。
それでも後藤は自分の身に何が起きているのか分からなかった。
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