過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
1- 20
480:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:31:21.96 ID:uD4DeO0AO
 律の気持ちが急いてしまうのは嫉妬心、或いは焦燥感のせいだった。

純「さぁて、どうしたもんですかね」

 後ろから優雅に歩いてくるのは純だった。
以下略



481:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/24(月) 01:32:08.21 ID:GPBmCbgqo
きたwwwwww


482:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:32:09.90 ID:uD4DeO0AO
純「七閃──!」

 刹那、爆風が螺旋状に吹き荒れた。
それをなぞるように七つの閃きが扇状に床を這う。
目にも鮮やかな淡い緑が駆け抜けた。
以下略



483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:32:49.42 ID:uD4DeO0AO
律「でもよ──っ!」

 報われない自分の努力と、溢れる才覚を飄々とした言動で打ち消している純の態度が律の感情を煽り続ける。

律「お前さっきからやる気あんのかよ!? のうのうと歩いてる場合じゃないだろ!」
以下略



484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:33:46.47 ID:uD4DeO0AO
純「あー……なんて言えば良いのかな。まぁ要は私達は遊撃隊みたいなもんなんですよ」

紬「遊撃?」

純「そう、遊撃です。あくまで私が勝手に先輩の意図を読んだ仮の話ですけどね」
以下略



485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:34:21.33 ID:uD4DeO0AO
純「そうですねぇ、現状は『沼』の罠も見越して迂闊にでしゃばらないようにってとこかなー」

律「でも澪は……」

純「あの化物に喰われたとでも? それは幾ら何でも今のあの人を見くびり過ぎですよ。ぶっちゃけると今の澪先輩は憂よりも怖いですから」
以下略



486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:34:53.23 ID:uD4DeO0AO
「なるほどな。彼女がそちら側の切札という事か」

紬「っ!?」

 背後から響いた声に紬は胸を跳ねさせた。
以下略



487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:35:23.41 ID:uD4DeO0AO
斎藤「しかしそれならば事を起こすにはあまりにも早過ぎたな。いや、遅過ぎたとも言えるか……」

 ぶつぶつと独り言を呟きながら、斎藤は一歩一歩踏み締めるように全身してゆく。

律「……先ずは中ボスか。やってやんよ!」
以下略



488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:35:54.12 ID:uD4DeO0AO
 やはり子供騙しの生半可なスピードでは相手にならないのだろうか。律は心中で毒づきながら紬の方を見た。
 皆殺しにするとは言ったもののやはりかつて慕っていた男と対峙するには精神が幼過ぎたのだろう。
敵前であるにも拘らず、ただ拳を作って目を伏せていた。
ならば頼れるのは彼女しかいない──。
以下略



489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 01:36:25.45 ID:uD4DeO0AO
純「刹那──」

 二つの眼でしっかりと標的を捉え、錬磨した闘気から打ち出されるのは全てを打ち砕く打撃。

純「五月雨打ち──!」
以下略



1002Res/468.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice