514:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/26(水) 09:22:20.04 ID:Ja1kf7tAO
律「やめとけ」
苦痛に歪む純の顔をしげしげと見つめていた斎藤。
その背後で怒気を含んだ律の声が鳴った。
律「そいつは確かにムカつくやつだけどよ。それでも唯を助ける為に来てくれた仲間を放っておくほど……」
避けようと思えば楽に避けられた。
だが斎藤は静かにほくそ笑むだけでその場から動こうとしない。
律「人間出来ちゃいないんだよ──!!」
渾身の力で拳を振り抜く。
たったそれだけの事を容易にはさせない空気を醸し出す斎藤の覇気を、律は見事越えて見せた。
律の拳から腕を伝ってくる確かな手応えは、彼女の勇気の賜なのだろう。
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