574:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:17:40.42 ID:50xr3sjAO
斎藤「何故私を憎まない? 友を傷付け、金に目が眩んで貴女を裏切った私にかける情がどこから沸いてくるのですか?」
奥歯を噛み締めて眉間に皺を寄せる。
懺悔にも似た斎藤の言葉とは裏腹に、彼の表情は怒りに満ちていた。
紬「……解らない。でも……」
口元を手で覆い、涙目になりながらも紬は答える。
紬「それでもまだ……貴方達の事が大好きなの」
紬が出した答は斎藤が望むものとは真逆だった。
斎藤の表情はこれ以上に無いほどの怒りと、哀しさを滲み出していた。
斎藤「……下らない。未来を行くよりも過去に縋る事を選ぶのですか」
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