過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
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580:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:22:33.51 ID:50xr3sjAO
 斎藤の胸の中で何かが蠢いた。
それは中から宿主を突き破らんとし、痛みを伴う猛威を振るい……。

斎藤「ぐっ……!?」

 溢れ出た。
 口の中に広がる鉄の味、鼻孔を突き抜ける生臭さ、全身から吹き出る嫌な汗、歪む視界、震える肢体。
 様々な症状が重なり合い、直結して死に結び付く。

紬「何を……?」

斎藤「……私には時間が無い。お願いですから……」

 突発的な痛みの波と共に斎藤は吐血した。
床にぶつかって跳ねた赤の滴が紬の頬を濡らす。

斎藤「私を憎まなくてもいい……。だがせめてこの老いぼれを、貴女の手で葬って下さい」


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