過去ログ - 唯「ボディがお留守だよ!」
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586:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/03(木) 18:26:06.46 ID:50xr3sjAO
 がちゃん──。
 紬の意識が引き戻されたのは重々しい音が鳴り響いた時だった。

紬「ここは……?」

 紬の前に広がった光景。それは見慣れた軽音部の部室だった。
何となく戸棚に収まったティーカップを眺めていると、突如それらが一人でに動き出した。

『はじめまして』

 幼さを含んだ可愛らしい声が紬の背後で響く。

紬「唯……ちゃん?」

 紬が振り返った先に居たのは唯だった。
柔らかそうな栗色の髪の毛。お世辞にもあまり上手とは言えない手入れがされた眉。円らな瞳。柔和な口元。
 彼女を唯と断定する要素は幾らでもあったが、紬は得も知れない不信感を駆り立てた。


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