609:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/05(土) 21:21:24.58 ID:tyHtWWkAO
腕を震わせながら右手を上げる。
そして加藤は遂に口を開いた。
加藤「……すまなかったと思っています」
首筋に突き付けられたナイフは離れなかったが刺さりもしない。
加藤「こうして自分が命の危機に立たされて、ようやく自分の過ちに気付けました。おこがましいと分かってはいますが、一つ教えていただけますか?」
しずか「なに……?」
しずかの声色が最初よりも穏やかになっている事に気付いた加藤は自分の勝利を確信した。
口が開ける、言葉を使えるならば後は言葉弄りの独壇場、文字通りしずかの心を壊す事も容易い。
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