624:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/08(火) 19:11:29.27 ID:ozbtqDoAO
いちご「墜ちて」
抵抗する時間など無い。
二人の身体は紡がれた言葉のまま床に叩き付けられる。
床の冷たさ、痛みを感じるよりも速く右に上に下に左に、見えない何かはその手の中で二人を弄んだ。
梓「なに……これ……」
梓は身体中の骨が熱を放っているような気がしていた。
この分だとあちらこちらの骨が砕けているのだろう。運が悪ければ内蔵も傷付いているかもしれない。
梓「唯……せんぱ……い」
いちごの頭上で大木に穿たれた唯を見て、梓は自分の力の無さを強く憎んだ。
死装束のような真っ白い衣を纏った彼女は安らかな顔をしている。
梓「何で……そんな顔するんですか……」
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