700:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/14(月) 16:12:10.42 ID:wY4Ppo0AO
いちごは悪戯を隠す子供を見て呆れる母親のように、穏やかにほくそ笑んだ。
いちご「決定的なのは一言喋るのにあれだけ大仰な手振りをしてたあなたが今は直立不動な事」
唯「……マジかよ」
穏やかな笑みは消え失せ、動揺する彼女を見据えるいちごの視線は矢のように鋭くなる。
いちご「小癪に人間の真似をしないで。虫酸が走るの」
右手を真横に伸ばす。
するといちごの腕から視覚可能な力が溢れ出した。
霧のようなそれは徐々に連なり、重なってゆき、鱗に覆われた龍の腕となる。
いちご「あなたよりそっちの龍の方が扱いやすそうだし、心置きなく死んで良いよ」
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