766:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/03/01(火) 00:34:38.41 ID:Dar58s6AO
律「なんでかな。分からないけど解っちまうんだ」
解らなけりゃ良かったのにな、そう呟いて律は痛々しく微笑んだ。
純「…………」
足手まといだと思った事が無かったと言えば嘘になる。
何故この人はこんなに弱いのだろうか。
生まれ持ったセンスのみで強くなった純には凡人の葛藤など理解出来なかったのだ。
だが自己の慢心にも似たその感情はこの瞬間崩れ去った。
田井中 律は強い。
軽音部の、桜高の他の誰よりも。
純「……私いろいろ勘違いしてたみたいですね」
律「へ?」
純は額を掌で押さえつつ、照れたようにはにかんだ。
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