812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/10(木) 01:16:14.13 ID:/gE6O3zAO
はあそうですか、と二つ返事をした後に梓は何の手柄も残せないまま今に至る。
梓「澪先輩はふらふら出回ってるし律先輩は学校に来ないし……」
なるべく普段通りに、何かが歪んでしまう前のまま振る舞っては見るものの何かが違う。
居なくなった人間、消えてしまった感情を埋めるものが何なのかは梓には分からない。
梓「人が一生懸命やってるってのにわけ分かんない仕事押し付けるし……っ!」
胸を痛めて悲しみに耽りたいわけではない。
誰かに頭を撫でて欲しいわけではない。
だが彼女はこの単純な苛立ちを吐き出さずにはいられなかった。
梓「こんなんじゃ駄目ですーっ!!」
金切声が黄昏の景色に溶けていった。
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