過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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37:第二話 『部屋と彼シャツ計画とミサカ』[saga]
2010/11/27(土) 20:21:33.62 ID:cPRQijA0

「昨日行った先の学校でバカ生徒にYシャツ汚されちまってよォ。
予備もクリーニングだし―――――――― オマエのなら多分ギリギリ着れンだろ」


夢、じゃない。


「で、でも……ミサカのだと袖短いし丈も長いよ……?、ってミサカはミサカは……」

「袖なら上着で隠れるし、丈は仕舞いこンじまえばなンとかなるだろ。
 つーか、今日Yシャツねェ方が困ンだから文句なンて言ってられねェしよォ」


ミサカはあなたのシャツを着れないけれど。
いつでも一緒になんて、到底無理な話だけれど。


あなたは、ミサカのシャツと一緒に、ミサカといてくれるのね。


「ちゃ、ちゃんと大事に着てね、ってミサカはミサカはお願いするからね」

「あァ」

「ミサカだと思って、丁寧に扱ってくれなきゃ嫌だよ、ってミサカはミサカは……」

「大事にする」


ああ、どうしよう。
泣きそうだ。

「俺ァそろそろ着がえて行くから、戸締りちゃんとしとけよォ」

「う、うん任せて!ってミサカはミサカは胸を張ってみたり!!」


昨日の不幸は今日の幸福のためにあるものなのね、
ヒーローさんに教えてあげよう。
暇そうな穀潰しシスターと一緒に、惚気でも聴いてもらいながら。




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