過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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593:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:37:02.10 ID:Ja80mfo0





10月10日 日本時間 22:59


大学内のサークルで行われた飲み会で帰宅が遅れた御坂美琴は不良共が屯する夜の学園都市を歩いていた。
2次会を見送ると告げた美琴に、あと1時間で日付が変わる様な時間帯でもある事から帰宅の共を名乗り出た男子が数人いたが
皆『超電磁砲』と恐れられる超能力者・御坂美琴の実力を知っている為に美琴が丁寧に断りを入れれば彼らはあっさりと引き下がってくれた。



「でもこれだけガラの悪い奴らが雁首揃えてるんですもの、フツーの女の子だったら危ないでしょうね……」



既にその『ガラの悪い奴ら』を幾人か伸した美琴はつい先程電撃を浴びせ昏倒させた周囲の男を眺めながら呟いた。
大多数の子供を預かりながら学園都市の治安が何処か不安定なのは相変わらずだ。


さて、このスキルアウトであろうと思われる男共は如何しようか。
放っておいても美琴としては一向に構わないのだが、
彼らが別の不良達に追い剥ぎされる可能性を考えれば警備員にでも連絡してやるべきかもしれない。
こんな時上条当麻ならほぼ間違いなくお節介に彼らを気遣い何かと対処してやることだろう。





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