過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
1- 20
594:第十一話 『部屋と激突とミサカ』[saga]
2011/01/04(火) 20:37:48.33 ID:Ja80mfo0



(べ、別にアイツに褒められたいとかアイツみたいにしたいとかそんなんゃないんだからっ!!)


脳内ですらツンデレを展開する美琴が携帯電話を取りだそうとバッグへ手をかけた所で、美琴は気付いた。
遠くから喧騒が迫っている。


それもそこいらの不良共が織り成す様な罵声の応酬では無く
例えるなら動物達が獲物を捉え様と列を為す緊張感が静かに、そして確実に迫ってくるイメージ。


一度は超能力者である自分を狙ったものかと考えた美琴であったがどうにも近づいてくる気配の殺気はこちらに向いていない様に思える。
何処か近くで美琴の知らぬ厄介な事件が起こっているらしい。


まさか件のトラブルメーカー・上条当麻ではあるまいな。
そんな事を考えた美琴が周囲全体に意識を集中させた美琴はその瞬間何か引っ掛かりを捉える事に成功した。
感じ慣れた能力の感覚。自身と同等のチカラ。



「狙われてるのってまさか……妹達!?」









<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/706.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice