過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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633:第十二話 『部屋と量産能力者とミサカ』[saga]
2011/01/07(金) 17:42:41.86 ID:V6HRnCQ0





滝壺が感知した反応は『アイテム』以外の組織にも直ぐに伝達された。
感知された13個の反応で妹達のAIM拡散力場に接近していると判断されたものは3つ。


内1つは学園都市の外での反応で在る事から早急な対処は出来ないと見做され、
残り2つの反応を優先的に調査していく事が決定した。



「一方通行のクローンっつーことは『反射』も出来るんだろ?簡単に対処も出来ねえんじゃ……」


「大丈夫。みんなから一番離れたところはむすじめ、もう1つは近場に居たむぎのが向かってくれた。
 感知された能力のレベルも大能力者ってところだし、2人なら何とかなると思う。それに、むすじめの方には本人もいるから」



本人。
つまり一方通行が既に現場に到着しているという事に浜面は一抹の不安を覚えた。
アイツはクローンの事となると考えなしに無茶する傾向にある。


『自分のクローン』と『自分が護って来たクローン』が激突したとき、彼はどうなってしまうのだろう?
沸々と湧き上がる不安を思考の端に寄せて、浜面は自身に与えられた仕事に再び没頭した。


自身の不安が、確かな現実になる事など知らずに。











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