過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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637:第十二話 『部屋と量産能力者とミサカ』[saga]
2011/01/07(金) 17:49:30.45 ID:V6HRnCQ0



≪『反射』の所為で『キャパシティダウン』も使えないだろうけど、どうするよ?
  AIMジャマーを無効化する装置ブッ壊すにしたってあの反射をどうにかしないと無理な話だぜ? とミサカ20000号は意見します≫



ネットワークから20000号が通信してくる。
彼女の言う通り一方通行の反射をどうにかしない限りは絶体絶命の一言から脱せられないだろう。



≪ クローン体が破壊した瓦礫によって援護に向かうまでに時間が掛かる!何とか耐えてくれ!! ≫

≪ いや、研究所に居る14人のミサカ達全員で向かったところで多分結果は変わるとは…… ≫

≪ なら14510号と20000号を捨て置いて逃げるっていうの!?出来るわけないよ!! ≫



14510号と20000号が持つ装備といえば、AIMジャマーが設置された部屋へと向かう途中引き摺り出した
対戦車ライフルのメタルイーターMXとF2000Rトイソルジャーが一丁ずつ。


だが単純な銃火器では『一方通行』という能力を打ち破る事が出来ないのは10031回に渡る『実験』で嫌というほど知っている。





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