過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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810:第十五話 『部屋と接触とミサカ』[saga]
2011/01/24(月) 22:32:16.57 ID:ptzVABBF0



(………?)



一番状況を理解出来なかったのは、意識を失った滝壺でも滝壺の能力束縛がなくなりベクトル操作でバランスを取った00号でもなく、
倒れ込んだ結標だった。


しかし彼女が状況を確認しようと起き上がると、部屋全体を見るまでも無く全てが解った。


何故なら、彼女の目の前に部屋の天井が4階からこの地下まで全てをブチ抜いて崩れていたからだ。
何故なら、その破壊的行為を行った少女が男の体を引っ掴んで埃立つ部屋の中心に立っていたからだ。
何故なら、埃を払いながら立ちあがった男が滝壺を掴む00号を見て殺気立ったからだ。



「超完璧なタイミングだったみたいですね……正義のヒーローみたいじゃないですか、私達」

「本物のヒーローだったらヒロインがこんなになる前に駆けつけてるだろうさ」



「おやおや、滝壺さんをヒロインって今超認めましたね」「るせー。こんな時に揄うな、チビ」
本人達は認めないながらも、宛らスーパーマンの如きタイミングで現れた男女2人―――――
――――ニット地のワンピースを着た少女と、ジャージのパンツに適当なシャツを羽織った男が、風に靡いた埃の中からその姿を露わにする。



「滝壺をそんな風に扱った罪、駒場のリーダーを冒涜した罪、―――――しっかり償って貰うぜ」



2人の女のピンチの中颯爽と駆けつけた浜面仕上と絹旗最愛が、そこには立っていた。






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