過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:23:54.91 ID:ptzVABBF0
明らかに理性を手放しながら、殺したくないという天草式の意向を利用した冷静な戦術。
それは、07号にとっての本能的な戦いだった。
以下略
801
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第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:24:28.44 ID:ptzVABBF0
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802
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第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:25:34.32 ID:ptzVABBF0
結標と滝壺が踏み込んだ先で待っていたのは、年若いと表現するにはあまりにも幼すぎる少年だった。
クローン達の上位に立つ存在が未完成体であるというのは、妹達で言うところの最終信号を髣髴とさせるが、纏う雰囲気が彼女とは大分違う。
以下略
803
:
第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:26:04.71 ID:ptzVABBF0
「そンなに語尾を長くした所で非効率的じゃないですか。まあご希望ならやりますが、と一方通行は一方通行はサービス精神を利かせてみたり」
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804
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第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:26:44.88 ID:ptzVABBF0
「―――――――だから、特殊な性癖はないって言ってるじゃないですか」
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805
:
第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:27:52.91 ID:ptzVABBF0
だが、駆動鎧と違い使用者への安全装置の一切を省いた発条包帯は、本来の10倍以上の速度や力を引き出せる代わりとして相当の負荷がかかる。
大きな力を無理矢理に扱う事に生身の人間が耐えられないためだ。
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806
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第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:28:35.93 ID:ptzVABBF0
00号の足が冷たい床を踏みしめた。
ダン!!という轟音が響いて、小さな体が高速で飛来する。
以下略
807
:
第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:29:39.91 ID:ptzVABBF0
床に正面から激突させられた腹を抱えて倒れる滝壺の下腹部を00号が嬲る様に踏みつけた。
ズブズブと足が沈む度に滝壺から血が吐き出されるが、少年が気にする様子は微塵も感じられない。
以下略
808
:
第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:30:21.80 ID:ptzVABBF0
滝壺の髪を掴んで彼女の体を強制的に起こした00号が、滝壺の喉に手をかける。
今はゆっくりとした動作だが、発条包帯を巻いた腕は本気を出せば一息で彼女の呼吸を奪うだろう。
以下略
809
:
第十五話 『部屋と接触とミサカ』
[saga]
2011/01/24(月) 22:31:02.85 ID:ptzVABBF0
わざとらしく結標が微笑み、00号を見据えた。
震える指で針を握りしめ演算に集中する為に呼吸を整える。
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