過去ログ - 打ち止め「あなたのYシャツ貸して欲しいな!ってミサカはミサカは…」一方「あァ?」
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854:第十六話 『部屋と命とミサカ』[saga]
2011/01/29(土) 19:44:35.49 ID:aHvdUUFQ0





「――――――お前達は、それでいいのか?」



そして、上条の問いに13号が答えた。



「聴こえなかったのなら何度でも繰り返しましょう。マスターの為に生き、マスターの為に死ぬ。それが我々の使命です、と一方通行は語ります」



13号の答えに、上条の鋭い視線が彼を射抜く。











「我々はマスターの手によって生み出され、マスターの手によって育まれました。謂わば、マスターは我々の創造主なのです。
 命を与えてくれた、心を与えてくれた。そんな存在に使える事を幸せと呼ばず何と表現しますか、と一方通行はオリジナルに尋ねます」



一方通行が押し黙る。
答えを探しあぐねるのではなく、その答えをどう伝えようか悩む様に暫く間が空いた。


僅かな間を置いて、一方通行が自虐めいた笑みを零す。
「まさか俺がこンな事口にする羽目になるとはなァ……」と呟く彼は何処か遠くを見ていた。









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